兼業副業OK！実際に儲かる通訳案内士になるための３つの工夫
海外旅行者が激増してる日本で最近注目を浴びている資格があります。それは
「通訳案内士」
と呼ばれる，外国語で日本の観光地をガイドしながら紹介しお金を貰うための資格です。実情通訳案内士って儲かるの？と思われてるあなた。残念ながら通訳案内士はそれだけではあまり儲からないのです。なぜならば
・シーズンに依存した仕事になりがちだから（春と秋に偏りがち）。
・自分で仕事が作れない（営業力がない）から。
・J◯Bなどの大手旅行会社に安く使われて言いなりになってしまうから。
さらに2014年12月の官公庁の報告によると
・通訳案内士の約７０％が５０代以上（高齢化！）
・年収２００万以下が約５０％以下（やすっ）
・年収４００万円以上が４％
という結果が出ています。うーんなんとも世知辛いです。僕も通訳案内士を目指してセンター試験など免除規定項目をうけるところですが，やる気が削がれてしまう数字ですよね。しかーし，あきらめないで下さい。儲からないとされる通訳案内士が，実際に儲かる通訳案内士になるための３つのコツを考えました。
１．相乗効果のあるパラレルキャリアを組み合わせる。
専業が難しいなら会えて兼業しましょう。相互にいい影響をあたえる仕事を複業的に組み合わせる。そうすることで自分だけの強みを創るのです。例えば
・通訳案内士 × デザイナー
・通訳案内士 × フォトグラファー
・通訳案内士 × 不動産
なんていいかもしれませんね。
自分だけのオリジナル地図を作ってプレゼントしたり，案内をしながら写真スポットでキレイな想い出に残る写真をとってあげたり，建物に特化してガイドをしてみたり。ただ歴史を説明して英語で回るなんて誰でもできますからね。
もちろん趣味だっていいんですよ。
・通訳案内士 × お天気オタク
・通訳案内士 × 料理好き
・通訳案内士 × 歴史オタク
・通訳案内士 × 釣り好き
・通訳案内士 × 山好き
・通訳案内士 × 自転車好き
グルメな人向けのツアーを組んだり，アウトドアに特化して一緒に回るなんてワクワクしますよね。自分の好きなことを組み合わせるだけで，ほかの人には真似できないウリになるんです。
２．大企業を通さず自分で仕事をつくる。
さて２つ目はこれ。大企業を通さずに自分で仕事を作ること。だいたいお客さんと自分の間に企業を通すとマージンを取られてせいぜい一日２〜３万円くらいしかもらえません。ところがどっこい自分の強みを活かして他の人には真似できないプランを直接売ったらどうでしょう？１人１日１万円で５人集まったら日給５万円ですよ。
更に付加価値をつけてプロフォトグラファーによる写真撮影つきガイドツアー！とか，家庭料理つき田舎サイクリングツアーとか個性を出せば，１人２万円であっても価値を見出してくれる人は後を絶たないでしょう。
でもどうやって大企業を通さずに仕事をつくるの？そう疑問に思う方も居るでしょう。大丈夫です。今では海外旅行者と通訳案内士を直接つなぐサービスをするTripleLightsさんみたいな個人と個人をつなぐサービスが急速に広がっています。さらに上に示したように通訳案内士は約７０％が５０代以上。新しい技術を取り入れて自分だけのお客さんと直接つながれる人は儲かる通訳案内士になれるでしょうね。
３．海外へSNSやブログで発信する。
見てもらわなければ無いのと一緒。あなたがどれだけ素晴らしい人で，技術があってもそれを知ってもらわなければ意味がありません。個人と個人をつなぐためにさらに有効活用するべきなのがInstagramやTwitter，FacebookなどのSNSです。開設していない人がいればいますぐ利用を開始するべきでしょう。情報が誰でも手に入るようになった今，人生を変えることが出来るのは思ったことをすぐ行動に移せる人だけです。海外の方が見てくれるように英語を付記して継続して更新しましょう。最初のうちはフォロワーも少なく寂しいですが，段々と見てくれる人が増えていくと楽しいものですよ。とにかく早くスタートすること。続けること。やめてしまっても再開することが大切です。
さていかがでしたでしょうか。
簡単にまとめると。
１．パラレルキャリアで自分だけの強みを組み合わせてつくり
２．大企業に依存せず個人でお客さんを見つける
３．そのためにはSNSやブログなどのツールをとにかくはやく継続する
頭ではわかっていて簡単なようですが，やるかやらないかはあなたしだいです。
今は大変ですが，きっと大丈夫。頑張りましょうね。
