パキャラボ

◎パラレルキャリアラボ◎ これからの働き方を考える未来研究所

旅とカメラでパラレルキャリアを目指す20代のブログ。シンプル&ミニマルに、人生で本当に必要なものを見つけながらゆる〜く行きていきたい人、カモンッ!!

24歳で海外フォトエージェントとプロ契約した僕が感じるリアルな感想

24歳の4月にカナダのフォトエージェンシー「Flytographer」とプロ契約してからと言うもの、海外企業と働くってこんな感じなのか〜と痛感するばかり。きょうはビジネスとして海外企業とやりとりをして感じたことをシェアしますよ!

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24歳で海外フォトエージェントとプロ契約したリアルな感想

ネイティブ英語は何言ってるかよくわからない

スラングも平気で出て来る

純ジャパニーズな僕としてはこれが超しんどかったですね。基本的にメールとappear.inでダイレクトにコンシェルジュとクライアントとやりとりするんですけど、みんなネイティブなので現地の感覚で話してきます。音声もめちゃめちゃいいわけではないので「ん?」ってことがしばしば。最近はやっと慣れてきてなにを言っているのか聞き取れて話せるようになりましたが当初は本当に厳しかったですね。生きた英語の勉強はマジでやっておいたほうがいいですよ。

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スピード感がめちゃはやい

これは海外ならではかもしれません。クライアントからのメール返信は時差を考慮しても24時間以内に返信が必須。写真の納品は撮影完了後48時間以内。さらに、撮影の打ち合わせもドンドンとメールベースですりあわせて直前までイメージが固まらないこともざらです。まぁそこは見ながら決めましょ。みたいなのもよくありますし、いい意味でも悪い意味でもスピーディで変動の多い撮影も多いです。逆にメーカーのようなクライアントの場合はイメージがしっかりしていて、こういうイメージでこういうカットをお願いします。みたいな仕様書項目がおくられてくるのでやりやすかったりしますね。

金払いがいい

リアルなやつですみません(;´Д`) 国内のアホみたいに買い叩くクライアントと比べると撮影フィーは格段にいいです。1日10万稼げるときも少なくないですし、1〜2時間撮影して少なくとも1件2万5000円〜4万円はもらえます。日本の撮影だと下手すると1万円〜2万円とかの依頼もありますよね(笑)。語学が話せてクオリティを認めてもらえれば世界で戦った方が絶対にいい。チップもはずんでくれるひとは100USDとか平気でくれます(チップ文化最高)。

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すげーフランク

基本友達とやり取りしているのとかわらないですね。そもそも英語には尊敬語とか謙譲語とかないですので、丁寧な英語を心がけつつも、直球ど真ん中で自分の要望を伝えやすいのが特徴です。Sincerely yours, とかもあまり使わないで、Best, みたいにくだけた結びで会話することもしばしば(ほとんどそうですね)。日本みたいに「いつもお世話になっております」「よろしくお願い申し上げます」みたいなのはいっさいないです。「Hi」「Best,」と打つのも短くてよいですぜ。

自分のプライベートの時間を大切にする

向こうの人はやすみになると「いま留守なんでメールかいせないっす。さーせん。次返せるのは次の月曜になるかな。よろ。」みたいなオートリプライを設定するんです。びっくりしたのは「わたしはイマ冒険に出てます。返信できるのは1週間後かな。」ってオートリプライが来た時。「自由か(笑)」と突っ込まずにはいられませんでした。クリスマスや年末年始に仕事をいれると「お前本当に大丈夫か?断ってもいいんだぞ?私休むし。」って返信がくることも。「あっですよねって」しばしばなります。

成果には厳しい

成果主義なので写真のクオリティには厳しいです。定期的にチェックが入りますし、クライアントのつけ方にもリアルに影響してきますので。やっぱり向こうもビジネスで自分たちの世界観を表現したいわけでそのためにフォトグラファーと契約しているんですよね。でもって、それにあわないサブジェクトやルックを提供すると「私たちの世界観にあわせてほしい」と指導が入ります。一方でそのなかで何かをやる分には自由。時間や場所や撮影方法も自分たちでクライアントさえ納得すれば権利と自由を与えてくれるのがいいところですね。会社員みたいになにかをするのにいちいち伺ったり相談したりコンセンサスを取る必要性が無いのもスピード感とやりがいを持って仕事ができる理由の大きな1つでしょう。

まとめ

  • ネイティブ英語は何言ってるかよくわからない
  • スピード感がめちゃはやい
  • 金払いがいい
  • すげーフランク
  • 成果には厳しい

では、きょうはこのへんで! なにかあればお気軽にコメント欄にてご連絡下さい。