社会人は会社の歯車なのか?その2
僕らがこの世界で生きていくために必要なものはなんなのだろうか。
お金、飲食料品、家、服、家族や友人
たぶん必須なものはこんなところだろう。
総務省が出した2人以上の勤労者世帯の生活費平均は以下の通りだ。
-----以下引用-----
平成24年の総務省「家計調査」より、世帯主が35~39歳、2人以上の勤労者世帯の家計簿を作成した(※「食品」には外食費も含む。また、費目別の平均の合計と支出合計は一致せず)。
食品 6万2781円
住居 2万3671円
水道光熱 2万0629円
家事用品 9327円
被服 1万2624円
医療 9474円
交通通信 4万2488円
教育 1万3549円
教育娯楽 2万9463円
その他 4万4805円
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支出合計 26万8803円
----引用終わり---
資本主義の世の中では、
キャピタリストが資金を運用し、
それを元手に企業が社会のニーズを埋め、
その対価として金をもらう。
この仕組みを循環発展させるために必要な要素は2つ。
・大量に消費し続けること
・安く安価に価値を創出し、高価に売ること
前者は言わずもがな。価値を金に変換する蛇口を開き、ドバトバと消費の水が流れ出なければ、いわゆる不景気になってしまうからだ。
後者は世界規模で見れば、アフリカや東南アジアなどの安価な労働力で安くものを作り、先進国で高く売る。国内規模で言えば、派遣やバイト社員を安く雇用し、不景気になれば契約を切る、などといったことを指す。
上記に示したように、月10万〜30万の生活資金を稼ぐために、会社に通い毎日働くのが今の世の中だ。