パキャラボ

◎パラレルキャリアラボ◎ これからの働き方を考える未来研究所

旅とカメラでパラレルキャリアを目指す20代のブログ。シンプル&ミニマルに、人生で本当に必要なものを見つけながらゆる〜く行きていきたい人、カモンッ!!

今すぐ会社を辞めたいあなたにおくる夢に近づき叶えるための7つの言葉とおすすめ方法まとめ

いまの働き方に満足しているか

筆者は毎日伝書バトのように会社と家との往復をしている内に,なんのために働いているのか何のために生きているのか迷うようになった。朝早く眠い目をこすりながら家のとびらをあけて,鉛のように想い足を一生懸命前に運びながら満員電車に乗り込み,ぎゅうぎゅうの車内にいるといつも「このまま40年間過ごすのか・・・・」と考えるようになった。「この仕事を死ぬまで続けるのだろうか」「生きるために仕事をしてるのか,仕事をするために生きているのか」「学生の頃に持っていた夢はどこにいったのだろうか」社会人になり何年か働くと少なからずそんなことを考えるのではないかと思う。きょうはそんな人のための5つの言葉を送りたい。

今すぐ会社を辞めたいあなたにおくる7つの言葉

1.まずは3回深呼吸。早まってはいけない。

なにも決まっていないのに仕事を辞めていいのは心身の健康状態が著しく悪化しそうな場合だ。ただ漠然と今の状態が嫌だからと他の仕事に移ったり,辞めてしまうのもわるいわけではないが,原因がわからないのに辞めてしまっても同じことを繰り返し辞めグセがついてしまう場合が多い。こんなはずじゃなかったのに,と公開をする前に,いかに示したような今やれることをまずはやってみよう。

2.いまの素直な気持ちを紙に書きだそう

もやもやとしていても苦しい日々が続いてしまう。まずは本当の自分がいまなにをしたいのか,どういきたいのかを吐き出してあげよう。誰か信頼のできる人と一緒にやってもいいし,自分一人でもいい。見開きノートいっぱいの紙に書きだそう(筆者は100円均一のA4サイズの自由ノートをよく使う。値段の割に茶色い手触りの良いちょっぴりオシャレなノートだ)。紙に書き出す項目としては以下のもがおすすめだ。項目の下に後から少し書きたせるように5cmずつくらい隙間を開けておこう。自分がどう感じているのか,自分に出来ることは何か,何をしたいのか,がよくわかるので試してみて欲しい。書きだすときのポイントは,一見現実不可能そうなことでも制限なくとにかく楽しく筆をすすめることだ。

いまの自分を客観的に評価するための質問
  1. 学生時代に面白いと感じ熱中したことは?
  2. もし3つだけ願い事が叶うとしたら何をしたい?
  3. 今すぐ辞めたいこと,嫌いなことはなに?


書き出せただろうか?1つ目の質問は本当の自分が何に興味を持っているのか,自分が喜びを感じることはなにかを表している。2つ目の質問は制約がなければやりたいこと,すなわち今の自分が本当にやりたいことに関係する。3つ目の質問は今のあなたのストレスや不安を作っている原因だ。次にこの3つの項目について,空けておいたスペースにどうしてそう思うのか?を書きだそう。ここでのポイントは,できるだけ具体的に詳細に書き出すことだ。さらに書き終わったらゆっくり声にだして読んでみよう。「声に出すなんてw」と鼻で笑う人もいるかも知らないが,声に出して読むという行為をあなどってはいけない。音声を発することによって,脳が目で見た情報を判断し,声に出して行動し,音声が再び耳に入って再認識をするサイクルが作られるからだ。こうして自分が気が付かない潜在意識や記憶に刷り込まれた記憶は,ふとした瞬間に思い出して自信の大切なタイミングで行動や思考に影響を与えるのである。


さてここまでのプロセスが終わったらだいぶ頭が整理され,こころもスッキリしてきたのではないかと思う。紙に書き出すことで客観的に言葉に出来なかった感情が可視化されるので,アナログだが非常に有効な手段である(歴史的な偉業を成し遂げた偉人達も多くこの手法を使っている)。困ったことや不安をはじめ,将来の夢をバーッとすべて紙に書いてしまう。そういうアウトプットの日を最低1ヶ月に1度は作ることをオススメする。ではもう1ページ新しいページを用意しよう。次のステップでは今の自分に出来ることやするべきことを書き出し,実際に行動に移すための準備をする。

自分の未来を作ためにすべき行動がわかる質問
  1. あなたがいまやりたいことはなに?
  2. あなたがいまできることはなに?
  3. あなたがいまやらなければいけないことはなに?


この3つの質問は自分の能力とやるべき責務,そして自分のやりたい夢を書きだしたものだ。やりたいことをやるためには何をするべきなのかを考え,そのためのプロセスを明らかにしよう。わからなければ探すために本を呼んだり,セミナーに行ったり,人に相談したりしてみよう。夢に近づくためのプロセスがわかれば後はそれを行動に移しひたすらやりこめばよい。


「やりたいことやできることなんてないよ!」と思う読者もいるかもしれない。筆者も20代前半の時は自分の無力さにひどく落ち込んでいた時期がある。でも安心して欲しい。やりたいことやできることは誰でも持っている。ただ自分自身が気づいていないだけなのだ。ここでオススメしたいのが,まわりにいる仲の良い人に聞いてみることだ。例えば親,友だち,恋人,職場の同期,大学の後輩など自分とよく関わっている人がいいだろう。直接聞くのが恥ずかしければ,SNSやメールで聞いてみよう。神妙な面持ちで行くと心配されることもあるので「ちょっと自分の振り返りのためにみんなに聞いてることがあるんだけどお願いできる?」みたいな軽いニュアンスで尋ねるのがおすすめだ。


3.情報を収集しよう

ここまでの過程で自分を客観的に見られたら,あとは行動を起こすための材料を揃えよう。「情報は武器である。」と言われるように,持っているカードが多ければ手札から最善の選択肢を選ぶことができるが,知らなければ天地がひっくり返っても選択することは不可能だ。ITが発達したいまの世の中ではたくさんの情報が行き交っている。FacebookやTwitterなどでお気に入りの人やニュースサイトをフォローしたり,Newspicsやスマートニュースなどのアプリを使ってもいいだろう。加えて,リアルな人との繋がりやリアルなコミュニティのなかでやり取りされている情報も大事にしよう。というのも本当に有益な情報というのはメディアには決して出てこないからだ。気になるイベントやセミナーに足を運んで,人との繋がりを大切にして広げていこう。

4.小さく早くはじめてみよう

ここまでのステップを踏むと少しずつ自分がやりたいことや,やりたい方向性が見えてくる。見えてこなければ何度も繰り返し上のステップを行って欲しい。しかしそれだけでは物事は変わらない。結局はやるかやらないかなのだ。やりたいことができたら,なるべく早く小さくはじめてみよう。パラレルキャリアをスタートさせると,自分がやりたいことを自分で決めてやるので1つしか仕事をしていないときよりも心にゆとりができる。これは実体験を通して筆者が実際に感じていることである。

5.行動こそが未来を変える

とはいったものを何かをはじめることは基本的に面倒くさいし怖いものだ。「もしも〇〇になったらどうしよう」とか「もう少し力をつけてからやろう」とか,先延ばしにする理由はいくつも頭に浮かぶだろう。人間にはコンフォートゾーン(快適領域)というものが存在して,慣れ親しんだ環境からは抜け出しづらい(あるいは抜けだしても元に戻ってしまう)という特性がある。では行動を起こすコツはあるのだろうか?簡単にまとめてみたのでなかなか行動に移せない人や,すぐやめてしまう人は参考にしてみて欲しい。

行動を起こすための7つのコツ
  1. 考え過ぎない
  2. 軽い気持ちでとりあえずやってるか精神を持つ
  3. 何かをはじめる前に何かを辞める
  4. あれやこれや複数同時に行わない
  5. 1ヶ月集中して継続する
  6. 辞めても再開する選択肢を持つ
  7. 決断した自分を認め,ほめてあげる。

仮に途中で諦めてしまっても自分を責めないで欲しい。今がタイミングではなかっただけで,またチャンスは創れるのだから。(筆者もブログ運営はこのサイトで3個目である。しかも1度放置して最近再開したところだ)

6.会社員であるメリットを最大限活用しよう

さてここまでは少し抽象的な話をしてきたが,より具体的な話をしようと思う。この記事を読む大半の読者が会社員,あるいは就職前の大学生だと思うが,会社に所属することで得られるメリットを侮ってはいけない。会社に所属をしている内に,最大限利用しよう。

夢をかなえるために会社員が今この瞬間から実践できること
  1. ポータブルスキルを身につけよう
  2. 自分の市場価値を把握しよう
  3. お金を貯めよう

ポータブルスキルを身につけよう

会社に依存せず持ち運びができる技術のことを「ポータブルスキル」という。人生の早いフェーズでこれらを構築できるかどうかでその後の人生は大きく変わると言っても過言ではない。今回はそのうちの幾つかを取り上げて紹介しようと思う。

其の一:英語

グローバル社会になった現在では英語が話せることは必須になる。あと5年以内にはそんな世の中が来るだろう。オリンピックも2020年に開催され,英語が話せるだけで海外から日本に来るインバウンドの海外旅行者とビジネスが出来る。通訳として働くもよし,日本の地方と協力して魅力発信をするのもいいだろう。必ず英語を身につけておけば見を助ける大きな技術となる。「そうはいっても留学しないと英語なんてしゃべれないでしょ?」と思う人もいるかもしれない。ありがたいことにいまではオンラインのスカイプ上で自分の好きなタイミングで英会話ができるようになった。

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其の二:Webデザイン&プログラミング

さらにWebデザインやプログラミングも必須になるだろう。これらの学習方法はこちらにまとめたので参考になれば幸いだ。その他にも自分にしか無い特技を持とう。はじめてあった人に「あなたは何ができる人なのですか?」と聞かれた時に「わたしは◯◯ができる人です」と胸をはっていえる特技を持とう。

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其の三:写真

Webメディアが普及しInstagramやPinterestなどの視覚に訴えるSNSも力をつけている。これからの社会では写真をうまく撮れる人は大きなアドバンテージを持つ。実際に筆者は写真が撮れることでイベントでの撮影を依頼され人脈が広がったり,Webメディアを作る際に自分だけのオリジナルコンテンツを作成することで国内外からダイレクトに仕事の依頼を受けている。

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自分の市場価値を見定めておくこと

さてようやく本題になるがいまの自分がいくらの価値があるのかを知ることは大きな武器となる。どんなことを成し遂げてきてどんな能力があるのかを客観的に年収という数値で評価をしてもらうことは,会社にいるうちにしておくことで転職や独立の際の重要な道標となる。

どうやって?

とはいったもののどのように自分の市場価値を見定めるのか?
答えはいたってシンプルである。

3つ以上のの転職サイトに登録をして実際に転職活動を行ってみる

1つの転職サイトに応募するだけだと本当の自分の価値はわからない。
2つだけでも偏りが出る。3つ登録することではじめて自分の市場価値の平均を知ることが出来るのである。もちろん転職するつもりが無くても構わない。もしかするといまの職場よりもやりがいのある待遇の良い条件の会社が見つかるかもしれないしそうしたら転職をしてしまえばいのだから。もし見つからなくても自分という人間が何を考えどう行動してきたのかを改めて第3者に対して言葉にすることで自分の頭の中が驚くほどクリアになる。

市場価値が明らかになるだけでなく,言葉にすることで頭のなかで描いていた将来像が整理される

これが転職サイトに登録するもう一つのメリットだ。
実際に定評のある転職サイトを3つあげるとすると

DODA


が手厚いサポートをしてくれるだろう。登録にはお金は一切かからない上に,無料でカウンセリングやマッチング企業を紹介してくれる。転職するつもりが全く無い人でも,いまの自分を変えたい人はこれを機会に自分の人生をもう一度客観的にみつめなおしてみてはいかがだろうか。もしかすると自分の夢を叶えられる企業に出会えるかもしれない。

貯金をしよう

クレジットカードと口座を作っておこう

会社員を辞めると会社が支えてきた信用が無くなる。エポスカードJCBEITカードは年会費完全無料で海外保険も自動付帯してくる旅行好きには最強のカードだ。さらに飛行機によく乗る人は三井住友ANAカードがオススメだし,リクルートカードや楽天カードも利用がしやすい(筆者はエポス・JCB・楽天・を使い分けている。)。利用用途に応じて最低3枚は申し込んでおこう(年会費は無料だしもし要らなくなったらいつでも解約できるので安心だ)。

7.大丈夫。みんなも不安を抱えて生きている

生きているとどうしようもなく不安になることがあると思う。ひょっとするともういっそ死んでしまいたいと思うくらいの不安や悲しみに襲われることもあるだろう。でも安心して欲しい。その不安を抱いているのはあなただけではない。顔を上げてまわりをみてみよう。まわりにいる一人ひとりがそれぞれ不安を抱えて毎日を生きている。大丈夫あなただけではないということを心の片隅にとどめておいて欲しい。