大学では絶対に教えてくれない入社1年目からドンドン貯金を増やすための賢い節約術【おすすめクレジットカード&銀行口座まとめ】
大学生活,どうすごした?
この記事を読むみなさんは,どんな大学生活を送ってきただろうか。バイトやサークルを頑張った?学生団体に所属した?留学に行った?一般的な社会人や学生ならば以下の様な大学生活を送っている(いた)人が多いのではないかと思う。
大学で頑張ったことまとめ
- サークル・バイトを頑張った。
- 留学に行って英語を話せるようになった。
- 海外に旅に出て様々な価値観に触れた。
- 学生団体でイベントの運営を行った。
- 研究に力を入れてポスター発表や論文執筆を成し遂げた。
- 企業インターンに参加してビジネス経験を積んだ。
しかし,実際に社会に出てから必要になる実践的な生きる知恵を学ぶことはできただろうか?それは例えば,このようなことである。
社会人になってから大切なことまとめ
- なんのために仕事をするのか
- なにをして生きていきたいのか
- どうやったらその生き方ができるのか
- 自分の夢を叶えるためにはどのようなプロセスが必要なのか
- そのために必要なお金はどのようにして集め,貯めていくのが良いのか
生きる上で本当に必要な知識は大学では教えてくれない
残念ながら日本の教育機関はアカデミックな研究ばかりで頭が固くなってしまう傾向にあるのではないかと思う。(筆者は勉強そっちのけでカメラの仕事や旅にばかり出ていた。)その証拠に大学を卒業して社会に出たら「あれ?役に立つことはほとどない.....」なんてことも少なくないのではないだろうか。筆者も漏れなくこのような学生生活を過ごしてきたせいか,実践的な生きるための知識が乏しく苦労している。この記事では生きる上で重要度の非常に高い「お金・貯金」についてまとめていくことにする。
社会人一年目から貯金を増やす方法
たとえ大学を卒業したばかりの入社一年目の新入社員といえど,お金の節約や貯金は計画的にしていきたい。いつどうなるかわからない日本社会で生きていくうえで,お金の知識を人生の早い段階で身につけるのは必要不可欠だ。大学では教えてくれないお金の節約術,そのなかでも社会人一年目から貯金を増やすのに効果的で,社会に出たらまずはじめに学ぶべきお金の知識を体系的にまとめた。「お金は節約したいけど具体的な方法がわからない」「入社一年目から貯金をたくさんしたい。」「今の働き方や将来に不安がありお金をためたい。」そんな読者のみなさんのお役に立てればこれ以上幸せなことはない。
お金の本質を見極めよう
お金は身の守り
まずはじめにお金とはなにか,という本質を考えよう。「お金を稼ぐ」という行為に対してみなさんはどんな印象を持つだろうか?「お金を稼ぐことは良いことである。」と言うと,違和感をもつ若い世代も多いのではないかと思う。確かに「金儲け」と聞くと,太ったおじさんが,ガメつく金銭をかき集めるイメージやオレオレ詐欺で非合法に金銭を集める印象がある。しかし,ここで明らかにしておきたいのは,「基本的にお金を稼ぐことは良いことである。」ということだ。なぜそういえるのだろうか?その答えをつぎにまとめてみた。
お金を稼ぐことが悪いことではない5つの理由
- 多く収益を上げ,納税をすることで社会的に弱い人へ支援を行うことが出来る。
- 社会に良いことをした対価としてお金をもらうことで先行投資が可能になり,さらに良いことが出来るようになる。
- お金を稼ぐことで自身の心にゆとりができ,他人に優しくすることが出来る。
- お金を稼ぐことで自己承認欲求や自己実現欲求が満たされる(単純にお金をもらうのは嬉しいですよね)。
- 家族が怪我や病気になった時,自身が動けなくなった時に治療費にあてることができる。
このようにお金は身の守りとなる。言い換えるなら精神を安定させ,社会へ良い行いをする原動力となるのだ。
良いことをするにはお金が必要
一時期社会起業家という言葉が流行になったが,彼らがやっていることは突き詰めれば金儲け(ビジネス)だ。社会問題に対してアプローチをしているという切り口で物事をみているだけで,社会起業家ではない他の企業だって多くの人びとに価値を提供しているから本質はなんら変わらないといえるだろう(決して社会起業家を批判しているわけではなく,社会に対して継続して良い行いをするためにはお金がツールとして必要になるということを少しでもわかってほしいのでこのような表現をした。)。確かに中にはお金を沢山稼いで豪遊したいとか,キレイなお姉ちゃんをはべらせたいとかいう人もいるかもしれない。しかし基本的にお金は良い影響をもたらすものであるということを頭の片隅にとどめて続きの文章を先を読み進めて欲しい。
社会人なら必ず身につけておきたい節約術
人生の早い段階でお金の使い方を身につけよう
「あれ?気づいたら財布にお金が無いぞ・・・・。」なんていう経験はないだろうか。人生の早い段階でお金の使い方を身につけておかないと,悪い習慣が積み重なり取り返しがつかなくなる。これは非常に危険だ。稼いだお金に使われるのではなく,お金を使う側にまわること。その方法を一番に学ぶことが人生をより良くする上で重要だ。
支出を減らす3つの必須テクニック
1.月ごとの支出を明らかにしよう
支出を減らす上でまずするべきことは自分がなににどれくらいお金を使っているのかを把握することである。なんとなく節約をする人も少なく無いと思うが,どの項目がどの期間でどのくらい削減できたのかを数字で確認しないと長くは継続しない。それは,人間のこころがなるべく楽な方に負担のない方に動きやすいという特徴に理由があるからだ。ところがこれだけお金を削減して◯◯円貯金することができた!と数字で見ると人間のこころは「よし頑張ろう!」とより具体的にイメージがわき継続するモチベーションになるのである。通帳に〇〇円振り込まれたとお給料日のあとに見るのは嬉しいのではないだろうか。入社一年目でも入社5年目でも,学生でもこの関係ない。貯金額を増やす上で,数字は嘘をつかない非常に強力な武器になることをこころに留めておこう。
2.コンビニに行かない
より具体的に話を進めよう。大学や会社の帰りについついふらっとコンビニに吸い寄せられて気がついたらお酒やおつまみ,お菓子を買っていた,なんていうことはないだろうか?コンビニエンスというぐらいだから,ひとたび店内に足を踏み入れれば,そこには美味しそうな飲み物やお菓子やスイーツが所狭しとならんでいる。しかも24時間営業しているのだから自然と足が向いてしまう気持ちも痛いほどわかる。(筆者は大学生時代から〜入社当時までよくポテトチップスとオレンジジュースを買ってしまっていた。好きなポテチはコンソメパンチだ。)さらに気がつけばそれが習慣化されてしまうのがコンビニの怖いところである。
しかしよく考えて欲しい。例えば1日500円の買い物をついつい帰り際にしてしまい,1ヶ月たったとする。この時点で1万5000円の出費だ。これが継続して1年たつと18万円,5年経つと90万円,10年経つと180万円。いい車が買えてさらには海外旅行にだっていけてしまう金額だ。これは極端な計算だが,それだけコンビニ消費にはお金を貯金するポテンシャルがあるということを理解して欲しい。もし帰りに飲食したい場合は,スーパーの特売日でまとめて購入したり,Amazonなどのネット経由で少しでも節約をしよう。
3.貯金用の銀行口座と引き落とし用のクレジットカードを作る
もう一つの手として,お給料が入った瞬間(瞬間というのがポイントである)に月5万円など決まった金額を貯金用の口座に振り込んでしまうのがおすすめだ。実際にやってみると,残りの金額で生活するように工夫しだすことに気がつく。非常に古典的な方法だが,一番効果のある方法である。ぜひやってみて欲しい。加えてクレジットカードを作っておこう。月々の公共料金の支払をクレジットカードに集約することで驚くほどポイントが貯まる。ただ銀行引き落としにしてしまってはポイントが貯まらないの。口座引き落としの人はクレジットを経由してみてもいいだろう。(後にものべるが旅好きの筆者は「エポスカード」,「JCBEITカード」,「楽天カード」の年会費無料のカードを3枚を使い分けている。)
おすすめの銀行口座&クレジットカードベスト3
3つの銀行口座と3つのクレジットカードを使い分けよう
次におすすめの銀行口座をご紹介したい。口座へのアクセスのしやすさ,手数料の安さの2大項目に加え,海外でもお金が引き出せるなど,その他の特典を含めて総合的に判断して順位をつけた。社会人になると「給料振込み用口座」「貯金用口座」「引き落とし用口座」の3つは最低でも使い分けたい。(パラレルキャリアや副業・複業を考えている人は,「パラレルキャリア(複業収入)用口座」もあると納税の時に非常に便利である。)
1位 新生銀行
コンビニエンスストア(セブン・ファミマ・ローソンなど)のATMで24時間365日手数料無料で預け&引き出しが可能
2位 三菱東京UFJ銀行
いわずと知れた大手銀行。企業とのやり取りで重宝する。
3位 ゆうちょ銀行
大学生の銀行所持率は高い。アクセスが比較的しやすいが営業時間がやや短いのが玉にキズ。
ちなみに筆者は,ゆうちょ銀行(引き落とし用),新生銀行(給料振込み用),三菱東京UFJ銀行(パラレルキャリア・複業用),ジャパンネット銀行(株など)と4つの口座を用意している。色んな口コミサイトを見て評判の良い住信SBIネット銀行も開設しようか検討しているところである。
おすすめのクレジットカードベスト3
次にオススメのクレジットカードを3つあげたいと思う(2016年2月現在情報)。まだクレジットカードを持っておらず,学生や社会人1年目でこれから作ろうと思っている人がいれば年会費や発行手数料など完全無料でお得なクレジットカードを作成できるのでドンドン得する賢い節約術の一環として検討してみて欲しい。少しのことだが,貯金額を増やすうえでは非常に重要なポイントである。
1位 エポスカード(VISA)
エポスカードを申し込むメリット
- 年会費永年無料
- 無料海外旅行保険自動付帯(疾病・治療費用最高200万まで,携行品費用最高20万まで保障と業界トップクラス)
- マルイでの買い物はポイント2倍加算
エポスカードのメリットはなんといっても無料で海外保険が自動付帯する上に,普通では適用されない疾病・治療費が200万円まで,更には携行品も保障してくれるところにある。1年に1度以上は海外に行く筆者にとっては非常にありがたいカードだ。さらに年会費永年無料でマルイでの買い物ポイントが2倍になるので,友人へのプレゼントを買うときや,年末年始・シーズン前後のセールの時は重宝している。
2位 JCB EIT(JCB)
JCB EITを申し込むメリット
- ポイント高還元(いつでもポイント2倍!)
- 年会費永年無料
- 無料海外旅行保険自動付帯(最長3ヶ月最高2000万円まで保障)
- ショッピングガード保険付帯
JCBEITカードはその名の通りJCBが運営するカードである。こちらも年会費永年無料な上に最大3ヶ月2000万円の海外旅行保険が適応される(これはエポスカードにはない特典だ)。加えてこのカードの凄いところはショッピングガード保険まで付帯しているのである。ショッピンガード保険はどのようなものなのかというと,・・・・・。
3位 三井住友ANAカード(MASTER・VISA)
ポイント高還元(いつでもポイント2倍!)
初年度年会費無料
続いてANA提携の三井住友ANAカードだ。ANA系列の飛行機をよく使うビジネスマンはこのカードにお金の引き落としを集約するとマイルが貯まり,ビジネスクラスやファーストクラスをお得に利用できるので,賢く飛行機を使いたい。空の旅を快適に過ごしたいという人にはおすすめのカードである。(友人はこのカードに集約をしているが,毎回マイルを使ってビジネスクラスの席を優雅に利用しているらしい。LCCばかり利用している筆者には羨ましい限りである。)
番外編
楽天カード
リクルートカード
もおすすめだ。
筆者もそうなのだが,「旅行が好き!」という人や,「海外にいく機会がある」,という人は「新生銀行」「エポスカード(VISA)」「JCB EITカード(JCB)」「楽天カード(MASTER)」を作っておくと安心だ。というのも航空券など高額商品を購入してカードが上限に達ししまい,旅行先で肝心なときに使えなかったり,JCBは使えないけどVISAなら使えるという場合があったりするからだ。VISA ー MASTERCARD ー JCBの3銘柄のクレジットカードを所持することでお得に賢くリスクを分散させよう。
いかがだっただろうか?お金は身の守りになると同時に人生を豊かにするツールだ。人生の早い段階でお金をマネジメントする知識と知恵を習得しよう。