自分だけの強みをつくる方法
自分の強みをつくる方法
収入源を複数持つと人に優しくなれる
最近未来の年表っていう人口が減少していく日本でどんなことが起きるかを書いた本を読みました(なかなかショックな内容)。その他にも「年金なんてもらえない!自分の身は自分で守らねば!」なんて悲観的な記事がちまたではあふれかえってますが、会社の給料しかないと不安になりますよね。逆に、それ以外に自分で月に1万円でも2万円でもお金をかせげるようになれると安心感が生まれるのはぶっちゃけホントです。僕は兼業フォトグラファーで、会社員の給料(手取り約20万)にプラスしてカメラの収入とブログの収入が5〜100万円/月入って来ます(季節変動が激しすぎる)。ライフメイトの彼女もシェアハウスを運営しているので給料プラス5〜10万円/月のベーシックインカム持ち。いつもの給料にプラスして収入があると「いざというときはまぁやめてもどうにかなるか」という安心感が生まれるんです。この感覚ってめっちゃ大切で、なにもせずに会社と家との往復を続けていると感性がマヒして来るんで正直ヤバイ。
【参考書籍】
自分にゆとりがなければ人に優しくなんてなれない
「人の役に立ちたいんです!」「社会貢献したいです!」みたいな気持ちって誰しも持ってるじゃないですか。これは僕の持論ですが、志があっても自分に経済的・時間的ゆとりがなければ人にやさしくなんてできません。逆に社会に対して卑屈になって、どうしようもないモヤモヤを抱えちゃう人のほうが多いんじゃないですかね?僕自身会社員のみの収入しかなかった時代は、なんのために働いてるのかよくわからない時期があったんです。そういうときっておじいちゃんおばあちゃんに電車の席を譲ったりとか、災害が起きた時にボランティア行こうとか、募金しようとか、そういう気持ちってどっかにとんでっちゃってたなあと。
自分の得意を掛け合わせる
自分の持っている技術と物を交換する記事や、月100万円カメラで稼ぐためにしたことの記事にも書きましたが、僕は自分の得意なことを掛け合わせることによって自分だけの強みをつくり出しています。具体的には、
- 写真を撮るスキル
- 気象予報士のスキル
- 英語通訳ガイドのスキル
の3つのスキルです。もともと大学の専攻も天気でしたし、学生時代からバックパッカーでヒッチハイクや海外旅行に行くのが好きだったので、自分の好きの延長線上に自分の強みを作った感じです。ここでポイントなのは、すべて一流でなくてもよいということ。一流のレベルに達するには10年くらいなにごとも時間をかけなければいけませんが、そうではなくてある程度のレベルのものをいくつか持って相互に利用するのがポイントです。
【参考】
どうやって強みを見つけるか?
じゃあ具体的にどうやって自分の強みを見つけるかというところなんですが、ひとつその前に頭に入れておいてもらいたいことがあります。それは、好き嫌いはココではひとまず考えないで欲しいんです。というのも、「自分が好きなもの=自分の適正にあったもの」ではないから。「好きなことを仕事にするべき」とか言っちゃう人が世の中にはいますがぶっちゃけ無責任ですよね。仕事にするからには辛いことはたくさんありますし、嫌いになっちゃう人も大勢見てきたので、一概にみんながみんな好きなことを仕事にするべきではないかなと。大切なのは「世の中に求められるもの」かつ「自分が続けられるもの(辛くても面白くて続けられるもの)」をみつけて育てていくこと。
【参考】
強みの見つけ方
自分だけの強みのつくり方は「いくつかの得意をかけあわせること」。続いて得意なこと、強みの見つけ方をご紹介していきます。
時間を忘れて没頭できるもの
一番はこれですね。寝食忘れて没頭した経験ってありますか?大人になると社会の渦に飲み込まれて忘れちゃう人多いんですけど。小さい頃は絵を書くのが好きだったり、音楽を演奏するのが好きだったり、人と話すのが好きだったり。好きとか嫌いとかじゃなくてただただ没頭した経験って誰しも1つや2つあるんじゃないかな?ちょっとスマホにでもメモってみてください。僕の場合は空を流れる雲をずーっと小さい頃は見てました。モクモクと流れながら発達する夏の積乱雲とか見ててあきなかったですねえ。写真を撮るのも同じですね。大変なときもおおいですが、諦めず続けられる背景には、時間を忘れて続けられるからという理由があるから。
家族や友達から感謝されたこと
つづいて、友達から感謝されたこと。ありますかね?意外と自分では気づきにくい部分でも友達や家族や親から見たらすごいものってあったりすることが多いもの。それって、他者のニーズにはまってるからホメられたり感謝の言葉にかわって伝わってきたわけです。誰かにプレゼントをあげたり、サプライズを企画したり、目に見えない気配りだったり。ちょっとしたことでも誰かのありがとうをもらった経験を思い出してみて下さい。
分析ツールで客観的に分析したもの
最後に分析ツールです。ほんとに当たるのかよ(笑)とかバカにしてたんですけど、先が見えない時にはこういうツールに頼るのも手です。個人事業主の友達からストレングスファインダーという分析ツールがよいと聞きましてやってみたんですけどこれがなかなかよかったですよ。結構ボリュームのある質問に答えていって自分の強みや特性を5つ導き出してくれるんですが「ああ当たってるわw」という項目ばかり。書籍つき2000円程度ですのでやってみるとよいですよ。少なくとも自己啓発セミナーとか変なミートアップに行くくらいならこれをやったほうが現実的に有益です。
最も大切なこと
ここまでざっくり自分だけの強みを作る方法を書いてきましたけど、いちばん大事なのは「気づいてすぐさま動けるか」です。セミナーに行ったり本を読んだりするのはもちろんいいんですけどそれはインプットの時間であってアウトプットはしてないですよね。ようは生産してない時間をいくら作っても、生産物は生まれない。自分がやるべき方向性がなんとなくでも決まったら、本を読んだりセミナーに行く時間は極力減らして、ブログを書いたりモニターでやってみたり行動に移しましょう。これができる人とできない人とで成果は変わります。
まとめ
- 収入源を複数持つと人に優しくなれる
- 人に求められることで自分が得意なことを見つけよう
- 強みを掛け算して自分だけの強みを作ろう
- 気づいて動けるかどうかが大切
ではきょうはこのへんで。