パキャラボ

◎パラレルキャリアラボ◎ これからの働き方を考える未来研究所

旅とカメラでパラレルキャリアを目指す20代のブログ。シンプル&ミニマルに、人生で本当に必要なものを見つけながらゆる〜く行きていきたい人、カモンッ!!

バックパッカーからカメラマンになった僕が月100万円を売り上げるようになって得たものと失ったもの

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月に100万円を売り上げて得たものと失ったもの

フォトグラファーになって約3年。波はあるもののやっと月の売り上げが100万円を超えました!ながかった(T_T)

【参考】売り上げの詳細などはこちら 英語を独学で勉強して月100万円稼ぐフォトグラファーになった話(準備中) f:id:haretoke_san:20170910123925p:plain 実際にフォトグラファーとして一歩ずつコツコツと生計を立てられるようになってきたのですが,得られるものがあればそのかわりに失うことも・・・。きょうはそのあたりをお話します! f:id:haretoke_san:20170910123921p:plain

得たもの

お金

いきなりで無粋ですがお金は入りました。僕の場合半分以上はアメリカドルなので実質日本円で使える利益は30〜40万くらいでした。さっそくほぼ全額つぎ込んで新しいFUJIFILMのカメラ「XT2」とレンズ「56mmF1.2 APD」を買ってしまいました。すみません。気づいたらポチっていました。反省しています。

【参考】最近ホットなFUJIFILMを使ってみた感想はこちら FUJIFILMのカメラXT2と銘玉56mmF1.2APDを買っちゃった!使い心地をレビュー(準備中)

【参考】こちらもどうぞ SONY α7R2と銘玉カールツアイス55mmF1.4T*を買っちゃった!使い心地をレビュー(準備中)

やりがいと達成感

ありがたいことに僕はほぼすべてのお仕事を口コミでいただいているので,その分やりがいや達成感はひとしおです。会社員として歯車の一部として仕事をしているときも,もちろん一生懸命に楽しんで働くことはできるのですが,「それは本当に自分のやりたいことなの?それでいいの?」という問いに対して僕は自信を持ってYESとはいえません。むしろ現時点では「生きるための生活費を稼ぐために働いています」と言ってしまいます。でも会社員の収入があって,会社以外の働き方をさせてもらえるからこそ(会社公認),いまのぼくがいるわけのでその点は本当に感謝しています。これからの僕の課題の1つは会社の方針と自分のやりたいことを上手くマッチさせて利益を会社に還元していくことです。

【参考】働くことに悩みがある方はこちらの記事も読んでみて下さい。 好きなことを仕事にするべきかという問いに対する5つのアンサー(準備中)

スピード感と時間や仕事のマネジメント力

僕はフリーランスのフォトグラファーなので,基本的な調整は自分でやっています。ただちょっと全部自分でやるのは難しいので,海外からのトラベラーの撮影案件に関してはFlytographerというフォトエージェントと契約をしてスケジュールの調整やお金のやり取りを委託する形態をとっています。

Flytographer ってなに?という方はこちら 【参考】旅人のためのトラベルフォトカンパニー Flytographer のなにがどうすばらしいかをなかの人が解説します(準備中)

それでも日々撮影内容のすり合わせや日程調整は目まぐるしく,夜中に送られるメールに早朝から対応したり,直前の悪天候による日程変更もしばしば。朝7時から撮影とかもざらにありました。スピード感とお仕事のマネジメント力

準備力

良い仕事をするための7割は準備だと僕は思っているタイプなのでもれなくダブり無く準備をするのがとにかく大変でした。一方では写真の現像をしないといけない,でも明日のための下見やルートをしないといけない。えっ明日天気悪いからリスケジュールしたい?ひいいいいい!!みたいな日が続きました。幸い抜け漏れなどなく上手くまわったのはやはり準備をしっかりとする週間があったからかなと感じてます。

撮影力

光や背景,表情の出し方などの撮影の技術はもちろんなのですが,当日トラブルが発生した時になんとかするアドリブの力も含まれます。例えば海外のお客さんからサプライズのプロポーズフォトを頼まれて朝の7時にお寺で開始する予定だったのに,6時59分にまさかのバスの団体さんが突入してきたときとか。「いやああああああああ,おじちゃんおばちゃんはやすぎるでしょ!まだ朝7時ですよ!」予期せぬことが起きるともう焦りまくりですよね。なにせ撮影でベストな瞬間なんて一瞬しか無いですから。結果バスの団体さんにも協力してもらって無事に撮影は終わったのですが,気持ちよく協力してもらえるように交渉できるコミュニケーション能力がなかったらかなり難しいケースでした。「その場でなんとかする力」は現場なれと常に最悪を想定したシミュレーションがでいるかどうかなのかもしれないですね。

編集力

僕はLightroomとPhotoshopを組み合わせてデジタル現像や編集を行うのですがこれも知識と経験に基づくコツやポイントがたくさんあります。大量の写真をセレクトしてエディットをしていくのも時間をかければいいものは出来ますが,かけすぎても次があるのでよくありません。最短で良い写真が撮れるようなプリセットを登録しておいて,それをまずバーっとかけてしまうなどコツがいるのです。見たままよりも感じたままに編集したいタイプなので,過剰にレタッチはしないまでも基本的なエディットの後に光の加減などはドラマチックに編集していきます。

失ったもの

つづいて失ったものシリーズのご紹介です。

時間

まずは時間。自分の自由に使える時間はあまり作れませんでした。寝てるかご飯食べてるか写真撮ってるか写真の編集をしているかという日が2週間くらい続きました。

健康

次に健康。明らかに肌の調子が悪くなりました。いや,ファンデーションののりがちょっと・・・みたいなのじゃないですよ?もともと僕はアトピー持ちなのでストレスと睡眠不足のせいで肌がガビガビになってしまったのです。一段落ついて皮膚科で薬をもらいましたが,やっぱり無理をすると体にでてしまいますね。

体力と気力

最後は気力。撮影しているときはアドレナリンが出ていてちっとも疲れないのですが,撮影から帰ってくるとどっと疲れがでます。何キロもある機材をお気に入りのカメラバックに詰め込んでえっちらおっちら担いで周るんですが,正直体にも心にも疲労がたまります。いつも息抜きは価格コムで欲しいカメラやレンズの価格動向をおったりレビューをみたりすることなのですが,この時期はそんなこともままならない状態でした。

なかなかバランスを取るのが難しいというのが本音なところです。。。 さてさてなんとなく僕が経験したことが伝われば幸いです。もしご質問などあればなんでもお気軽にコメント欄からお問い合わせ下さい!ではまた!