パキャラボ

◎パラレルキャリアラボ◎ これからの働き方を考える未来研究所

旅とカメラでパラレルキャリアを目指す20代のブログ。シンプル&ミニマルに、人生で本当に必要なものを見つけながらゆる〜く行きていきたい人、カモンッ!!

意識高い大学生が休学中に鬱で引きこもり、幸せについて本気で考えた話。

僕は大学4年次に大学を休学した。
理由は就活をする前にもっと広い世界を見てみたいと思ったからだ。
 
当時の僕は自他共に認める意識高い系(笑)な学生だった。学生団体を運営したり,ストリートダンスサークルに入って夜な夜な練習したり,インターンに参加したり。痛々しいといえばそれまでだが,僕はどんな仕事を選ぶのが良いのか,どういう生き方をするのが幸せなのか心底悩んでいた。はたから見ると「若いなぁ」,「青いなぁ」なんて思われるかもしれない。だが,それでも,だからこそ大切なことだと信じていたのだ。
 
大学を休学してからは自分でWebサイトを作ったり,企業協賛やクラウドファンディングをしたりしてお金を集めた。
 
「海外の発展途上国の人たちがどんな生活をしていて,幸せの価値観をどこに持っているのかを取材撮影したい。」
 
そう話してまわった。詳しい話はまた別の時に書こうと思うが,悪戦苦闘しながらも30万円程度のお金をいただくことができた。
 
渡航先はすでに決まっていた。東南アジアだ。当時僕の周りでは世界一周が流行っていたのだが,数ヶ月の短い期間で転々と世界一周をするくらいなら,数カ国でいいから現地の人の暮らしに溶け込みたいと思ったからだ。
 
結果,友人のつてを頼ったり,現地の人と仲良くなったり,泊まり歩きながら少数民族や住民の人を取材することができた。
 
映像作品の一部を紹介するので時間のあるときに見てもらえるととても嬉しい。
 
  
youtu.be
 
 
  
「裕福ではないけど今が満ち足りていて幸せさ。」
 
日本はどうだろうか。自分は今が満たされていると感じられるだろうか。僕はココロが苦しくなった。
 
さて,前置きが長くなったがここからが本題に入ろうと思う。
 

「幸せに生きる」とは?

  
「幸せに生きる」とはどのようなことなのであるのだろうか。前述の映像を見てもらってもわかるように,東南アジアの農村は決して裕福な暮らしができるわけではない。しかしどこか満ち足りた表情をし,聞く人の多くは今が幸せだと口にする。しかし考えてみて欲しい。数十年前の日本の田舎もこんな感じであったのではないだろうか。本当に貧しいのはグローバル化が進み便利さと効率化を追い求めた先進国の方ではないのか。
 
偉人達もこう言葉を発している。
 

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

参照元 ウルグアイ ムヒカ大統領の言葉 http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/#ixzz3y2XNLmDu

 
 

ITや金融は、結局は食い物を生み出せないんです。それらの産業は、暮らしを便利にするものですが、決して生きていくための主役ではない。手段だったもののはずが主導権を持つようになったら、やっぱりそれは本末転倒でしかない。
参照元 脚本家:倉本聰
何のために生き、何のために働くのか。たかだか80年の大切な人生を“経済”に振り回されて使い果たすのか?――脚本家・倉本聰氏が語る | キャリコネニュース

 
資本主義でグローバルな世界は、過度な消費を促している。
効率化と便利さが進むにつれて、ココロが軋む音が大きくなってきているではないだろうか。
 
 

だからこそ、人生で大切にしたい3つのこと

 
あなたは自分の人生で大切にしたいことがいくつあるだろうか。僕は大切にしたいことが3つだけある。
  

1.健康

 
カラダが資本であることは言うまでもない。けれど自分の体のありがたさに気がつくのは風邪を引いて寝込んだ時や,怪我をして不自由を感じた時ぐらいではないだろうか。未来の自分をつくる自分の体を大切にしたい。

 

2.自然との共生

 
都会で暮らしていると自然のありがたみはわからない。だけれど僕は南の島にいって海を見るのが好きだし,気象予報士になったきっかけだって小学校のブランコに乗りながらモクモクと沸き立つ入道雲を見たからだった。どこかに自然に対するあこがれや畏怖の念があるのは誰でもそうなのではないだろうか。自然との共生とだいそれたことを言ってもまずは小さなことからはじめればいい。無駄な物は買わないとか,食材をダメにしないとか,ゴミはきちんと分別するとか。観葉植物を家で育てるのもいいだろう(余談だが僕は人参のヘタの部分を水につけてそだてるのが趣味である。)
 

3.人との繋がり

  
これは言わずもがな大切だと思う。家族,恋人,友達,たまたま道を聞かれた外国人だってご縁は大切にしたい。結局人は誰かと繋がっていないと生きていけないし,誰かとつながっていたいと思うものである。最近連絡を取っていない人とも,たまにでいいから連絡を取ったり,SNSでいいねやコメントをしてあげてはいかがだろうか。
 
 

あなたは自分の人生で大切にしたいことがあるだろうか。非常にシンプルなことだがなかなかできない。日常の仕事や勉学に追われるからこそ,しっかりと自分が大切にしたいことを見据えて生きたいと強く思う。


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